⑦交わりと奉仕

礼拝と交わりと奉仕が教会の活動の三本柱です。教会の礼拝は共同の礼拝ですから、礼拝の中にすでに霊的な交わりがあります。けれども自ずと、共に学ぶときや、祈り合うとき、会話を楽しむとき、食事を共にするとき、レクレーションを楽しむときなどうまれてきます。そのため、札幌礼拝堂はスオミホールという、別棟の会館を持ち、新札幌礼拝堂も、札幌北礼拝堂も、礼拝堂に付設する集会室を持っています。

奉仕も大切な活動の一つです。オルガン奉仕や、礼拝当番など、聖書朗読など、礼拝も教会員の奉仕に負うところが少なくありません。教会の維持管理も、多くが会員の奉仕によって負っています。バザーや、大掃除、春のワーク、夏のワークなど、みんなで力を合わせてやるので、結構楽しいひとときです。

また、日本福音ルーテル教会全体としては、様々な社会的な活動を展開しています。釜が崎の喜望の家の活動のように、主として教会が人事配置などを行なっている場合もあれば、個人的なボランティア団体を結成して、それぞれの教会を基盤にして展開している場合もあります。さらに、社会福祉施設や教育施設の設立と活動も、初期の時代から、先駆的に展開してきました。札幌教会も、教会設立とほぼ同じ時期に、めばえ幼稚園を開設し、今日に至っています。