④北海道特別教区

北海道特別教区が発足したのは1981年のことです。それまでは東信北部会(東京・信州・北海道地区)時代、東教区(関東・東北・北海道地区)時代を経て成長し、函館から釧路まで8つの教会が建てられ、1981年、教区としての歩みが始まりました。

現在、道南地区(函館)・道央地区(札幌・恵み野)・道東地区(帯広)の3地区を構成しています。

日本福音ルーテル教会には、現在、九州教区(九州一円)・西教区(山口県から京阪神まで)・東海教区(愛知、静岡)・東教区(関東地区以北)と、北海道特別教区の5つの教区があります。

各教区の生い立ちも成長過程も伝統領域も一様ではありません。 その中で私たちは一番若い教区です。そして広大な北海道の伝道を託されています。

開拓の厳しい歴史の中でキリスト者が果たしてきた役割をふまえ、多くのキリスト教会と協力しつつ、感謝のうちに教会の働きをすすめています。   教義 旧新約聖書が信仰と行為の唯一明確なる規範たることを主張し、信条として使徒信条、ニケア信条、アタナシオ信条、アウグスブルク信仰告白、同弁証論、大・小教理問答、シェマルカルド信条、和協信条を採用します。   ルーテル教会は信仰の本質において一致すれば、その他の礼拝形式や教会制度・組織の一致を必ずしも求めませんが、礼拝における信仰生活の育成と、そこにおける神のみ言葉の重要性を強調するために一定の礼拝式を共用します。 また、信仰教育を重んじ、特に小教理問答を通して信仰と生活の訓練を図ることを伝統的に受け継いでいます。