⑤聖餐式

札幌礼拝堂の聖餐式の様子

最後の晩餐の時、キリストが「わたしの記念としてこれを行ないなさい」と言われたことに基づき、パン(またはウエハース)とぶどう酒(またはぶどう液)を、司式者から分けていただきます。一つのパンをわけ、一つの杯からいただくことで、キリストとキリストの民との、一体性が現されます。参加者は、信仰において、この聖餐式を通して、そこに、現に、いて下さるキリストに新たに出会います。また聖餐式は、神の国で、民族も、人種も、階層も関係なく、神の民とされたすべての人々が、一つの食卓につくという、大いなる理想の先取りとも言われます。

聖餐をいただくことが出来るのは、洗礼を受けた人だけです。けれども、わたしたちの教会では、洗礼を受けていない人も、共に前に出ていただいて、牧師より祝福を受けられるように勧めています。